SUSAN BIJL X District United Arrows
United Arrowsは私たちにとって特別な存在です。2004年、彼らは日本で一番最初に私たちのバッグを取り扱ったお店でした。それは「The New Shopping Bag」がまだ軌道に乗り始めて間もないながらも、少しずつ日本で注目され始めた頃でした。その後、よくあるように、互いに忙しく連絡が途絶えた時期もありました。しかし転機は2017年、再び日本に滞在していた私たちは、SUSAN BIJL × Michiel Schuurman のバッグを持って原宿キャットストリートのUnited Arrowsを訪れました。すると一人のスタッフさんがお店の向こう側から駆け寄ってきて、このバッグが私たちのものか尋ねてきました。彼の名前は真司さん、長年にわたって私たちのバッグを愛用し続けてくれていたのです。
それからというもの、気がつけば話に花が咲くような会話が続きました。共通の興味や話題、そして心からの温かさで彼は私たちを迎え入れてくれました。それ以来、District United Arrowsは私たちにとって、東京を訪れる際は必ず立ち寄る場所となりました。それは単なる仕事ととしてではなく、心の底から楽しみ、実際に時間を過ごしたくなるようなお店だからです。Dories van Noten、Maison Margiela、Church's ―彼らの目利きは確かなものでした。時が経つにつれ、私たちは真司さん、そして同僚の飯島さんと親しくなりました。二人は、私たちの25周年アニバーサリーブックに掲載されたインタビューシリーズ『Inside The New Shopping Bag』の登場人物でもあり。真司さんのインタビューは、こちらのブログからも読むことができます。
2020年頃、District United Arrowsから、彼らの店舗限定のバッグの制作を頼まれました。彼らのお気に入りであったBertjan Potとの6色のコラボレーションバッグを参考にして生まれたのは、全く新しい3色構成のバッグ「Theree Colour Bag」であり、それぞれの色が持つ3つのパーツ―底、フラッシュ、ハンドル―が異なる役割を果たすデザインです。この新たな試みは、結果として素晴らしい成功を収め、長年にわたって築かれてきた友情の新たなチャプターの始まりを意味しました。
そして今回、丸の内店のオープンを記念して、新たに合計4つの「Three Colour Bag」をデザインする機会をいただきました。「Cloud/Brown/Francis」の穏やかな組み合わせから、「Key Blue/Fluo Yellow/Wena」の華やかで鮮烈的な組み合わせ、そしてこの2つの間には「Calendula/Fluo Pink/Cinnamon」と「Treble/Orange/Echo」が絶妙なバランスを持って彩りを添えます。まるで瓶に入ったお菓子のように、カラフルな色合いは周囲を惹きつけます。そしてすべてのカラーが揃う時、その魅力に抗うことは不可能です!これらのバッグは日本国内United Arrows限定で販売中です。もし実際に手に取ることができたなら、きっとその魅力が分かるはず!
写真:東京で私たちのフォトグラファー Jan Bijl (ヤン・ビル)が撮影した真司さん。(現在真司さんは長年勤められたDistrict United Arrowsを退職されています。)
United Arrows
1989年、東京で「西洋のファッションを日本の視点で再解釈する。」という明確な理念のもと設立されました。英国やイタリアの仕立てブランドから、アメリカのカジュアルウェア、そして世界をリードするデザイナーたちの作品――これらすべてを、彼ら独自の感性で再構築してきました。現在は「Drawer」や「BLAMINK」のような洗練されたウィメンズウェアから、「green label relaxing」のようなリラックスした着心地を提供した、30以上のブランドを展開しています。それぞれのブランドは、人々が実際にどのように暮らし、どのようなファッションを纏いたいのかという異なる側面を体現しています。これらすべてを結びつけているのは、品質と品揃えに対する真摯なこだわりです。それは一過性のトレンドではなく、長く愛用できる価値あるもの。まさに私たちが好み、追求するものです。
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