SUSAN BIJL X 75B 発売中!

SUSAN BIJL × 75B: カラーと光、デザインにおけるパートナーシップ

25周年を記念した75Bとのコラボレーションとラッピングペーパー誕生までの歩み

2026.03.27

SUSAN BIJL × 75B: カラーと光、デザインにおけるパートナーシップ


「家で飾る用に、もう一枚もらえますか?」

これは、ロッテルダムの店頭で最もよく聞かれる質問の一つです。バッグのことではありません。 ―少なくとも、今のところは。(誰かがバッグを額縁に入れて飾る日が来れば、それは画期的な出来事になるでしょう!)皆さんが尋ねているのは、私たちのラッピングペーパーのことです。デザインを手がけたのは “75B”こと Pieter Vos (ピーター・ボス)と Rens Muis(レンス・ムイス)彼らは私たちのロゴ、パッケージ、ラッピングペーパー、ウェブサイト、そしてその他あらゆるグラフィックデザインを担当しています。

昨年の創立25周年を記念して、75Bとタッグを組み、皆様に愛されているSUSAN BIJLのラッピングペーパーをモチーフにした限定コレクションを発売することになりました。

「SUSAN BIJLと75Bのパートナーシップは、とても親密でアットホームなものです。彼らは同じビジョンを共有しています。それは、緻密で思慮深い一方で、遊び心あふれる反骨精神に満ちたものです。いわば 'どうでもいいや' という態度 ―もっとも、実際には、すべてを完璧に仕上げるために、密かに徹夜で作業を重ねてきたのです。」 — ローレンス・オスティン*

The Making of Our Gradient Wrapping Paper

2017年にSUSAN BIJLののために作られたラッピングペーパーのグラデーションデザインは、ピーター・ボス(75B)による独自の色彩研究から生まれました。ピーターは75Bの自主制作プロジェクトとして色彩や印刷技法の実験を重ね、Tripiti printingと協力し、彼らはその過程やテスト段階に惜しみないサポートをしてくれました。

この実験のゴールは、既存の色を混ぜ合わせることで新しい色を生み出すことでした。アイリス印刷という技法を用い、インクを重ね合わせることで、紙に触れる前に印刷機内で色が混ざり合うようにしたのです。大きな用紙(100×70cm)を1枚ずつ印刷することで、ピーターは圧力の強弱を自在に調整し、それは色の濃淡やグラデーションをコントロールすることを可能にしました。印刷機に2つの独立したタワーを備えることで、「フラッシュ」(ハイライトカラー)と背景を別々に実験することができ、驚くほど奥行きのある構成を生み出しました。

これらのテストを行う中で、ピーターはこの印刷技術が、どれほど見事にSUSAN BIJLの理念とラッピングペーパーに活かせるかを考え始めました。なぜなら一枚一枚が手作業で印刷され、どのシートも異なる表情と仕上がりを持ち、廃棄されるシートは一枚としてなく予期せぬ結果も積極的に受け入れられたからです。「正解」も「間違い」もなく、そこにはただ多様性だけがありました。これはラッピングペーパーに個性を与えるだけでなく、不完全さを受け入れ、廃棄を最小限に抑えるという私たちの共通の価値観をも反映するものでした。

2024年に残念ながら閉店してしまったTripiti printing に、心からの感謝を込めてこの文章を贈ります。


色彩に関する研究プロジェクトと関心は今も続いており、現在はDEX Printersでラッピングペーパーを印刷しています。当初のアイリス印刷は、鮮やかなPMSカラーを取り入れたフルカラー印刷に置き換えられました。フルカラーと鮮やかなPMSカラーを組み合わせることで、どのような仕上がりになるか、期待が高まります。結果は依然として予測不能ですが、それこそがこのプロセスを一層エキサイティングなものにしているのです。

Bluebird Days

SUSAN BIJL X 75Bは、フラッシュ部分と本体部分の両方に、入念に選定されたグラデーションを採用しており、4つのベースカラーからなる「二つの顔」を持つバッグに仕上がっています。75Bは、デジタルプリント工程において正確なPMSカラーマッチングを実現し、圧倒的な鮮やかさを放つ色合いを生み出しました。それぞれのグラデーションには、 ‘Floatig Blossom’(水面にそっと漂う花びらをじっと見つめる様子)や ‘Bluebird Days’(雲ひとつない果てしない青空)といった、詩的な名前と物語が添えられています。

コレクションを見る

75Bはこれまで、私たちのために「Camo」と「The Dots」(2015年、2016年)の2つのコレクションを手掛けてくれました。良きパートナーとして実り多い10年間を共に歩んできた今、新たなコラボレーションを皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。

「スーザンに初めて会った時のことをはっきりと覚えています。言葉は交わしませんでしたが、まるで以前から知り合いだったかのように心が通じ合いました。それはロッテルダム・アート・アカデミーの廊下でのことでした。自分と心が通じ合う人と会えたことが、とても嬉しかった。なんて説明すればいいのか分かりませんが、まるで故郷に戻ったような、どこか馴染み深い感覚でした。」 — ピーター・ボス、75B*

 
こちらのコレクションは日本公式サイトにて発売中!
*アニバーサリーブック『Inside The New Shopping Bag - SUSAN BIJL』(デザイン:75B 発行:nai010)から引用。

 

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