Untitled, 2026 発売開始!

Inside The New Shopping Bag with Kim Gordon

Sonic Youth 創設メンバーであり、ビジュアルアーティスト、作家、ファッションアイコン―40年にわたり、常に時代の先を行きながら、あらゆる世界を自在に行き来してきた彼女へインタビュー。

2026.03.19

Inside The New Shopping Bag with Kim Gordon


キム・ゴードン(Kim Gordon)は現代において類まれな創造性と革新性を兼ね備えたミュージシャンの一人です。伝説的バンド、ソニックユース(Sonic Youth) の創設メンバーとして、40年近くにわたり世界中で演奏活動を続け、数え切れないほどの影響力あるアーティストたちとコラボレーションを重ねてきました。音楽にとどまらず、彼女は常に進化を続け、ビジュアルアート、執筆、ファッションといった分野を自由自在に飛び越えて活動を続けています。私たちは10代前半の頃からキムの大ファンであり、Sonic Youth の音楽は、私たちの青春を彩ってくれました。前作『The Collective』収録の楽曲「Bye Bye」は、私たちのプレイリストで常にリピート再生されていました。そして今年、彼女はニューアルバム『PLAY ME』から素晴らしい楽曲「Dirty Tech」を携えて帰ってきました。

2024年秋、記念書籍『Inside The New Shopping Bag』の取材の一環として、私たちは彼女にインタビューする機会を得ました。3枚目のソロアルバムがリリースされた今、あらためてそのインタビューを振り返る絶好のチャンスだと感じます。

Q. あなたを三つの言葉で表してください。
うーん…、とても難しい質問だね。三つか…、「落ち着きがない」「型破り」「繊細」かな。動物に例えてみようかとも思ったんだけどね…。

Q. 今どこにいますか?
ロサンゼルスの自宅だよ。姪っ子と彼女の娘がうちに遊び来てくれるとこなんだ。

Q. あなたとSUSAN BIJLについて教えてください。
SUSAN BIJLとの出会いはカルロスとモニークを通じてでした。(モニークはSUSAN BIJLのシェフとして働いており、カルロスは彼女の夫です。)彼らが遊びに来た時、素敵なバッグを2、3個プレゼントしてくれたんです。その中の一つはとても大きくて、いつも買い物で使っているお気に入りのバッグなんだ。またちょうど同じ頃、当時付き合っていた彼氏が美術館のキューレーターだったのだけれど、彼がオランダ国内、ロッテルダムの同僚と美術館巡りをしている時、そこのギフトショップでシルバーのバッグをお土産で買ってきてくれました。最初のうちは、あまりにも大切すぎて使うのがもったいないと思っていたけれど、前回の旅行から使い始め、中にポーチや財布をしまって、いわゆるトートバッグとして使うようになったよ。今ではそのままメインのバッグとしてかなり酷使しているけど、とても丈夫でよく持ちこたえてくれているよ。

写真: スーザンへ、彼女の著書『No Icon』 にサインするキム

Q. もしあなたが世界のリーダーになったとしたら、どのような環境対策を導入しますか?
そうですね、まずはすべての戦争を終わらせます。そして、おそらく不可能だけれど、永遠に分解されない化学物質を使わずにプラスチックを作る方法を見つけ、パッケージングを最小限に抑える方法を模索したいな。何から何までプラスチック、プラスチック、プラスチックばかりだから。

Q. 日々の生活を明るく過ごすために工夫していることはありますか?
友達と話すこと。モノを作ること、それが時に憂鬱になる理由でもあるんだけどね。そしてたまに花を買うことかな。

Q. その工夫の中において、色が果たす役割を教えてください。
ほとんどすべての色が好きかな。実のところ、シルバーがお気に入りで本当に好きなんだ。

Q. 最近どんな音楽を聴いていますか?
Model Homeという実験的なラップグループがいるんです。最近、彼らとコラボしたばかりで、すごく面白いグループだと思います。あれほど実験的なラップってそうそうないと思うな。それと、Dirty Threeのニューアルバム『Love Changes Everything』も聴いているよ。

Q. あなたにとって最大の損失は何でしたか?
聴力や身体的なこと。家族。バーニー・サンダースが選挙で負けたのは痛手だったな。

Q. あなたの最終目的地はどこですか?
ロサンゼルスからニューヨークに自宅を引っ越すことかな。

写真: キム・ゴードン ニューアルバム『Play Me』が、Matador Recordsより発売中!

3月13日にリリースされる『PLAY ME』は、彼女がこれまでに制作したどの作品よりも軽快で疾走感に満ちている。洗練され、ストレートな表現で、より旋律的なビートやクラウトロックの機械的なドライブ感を加えることで、彼女のサウンドの幅を広げている。プロデューサーのジャスティン・レイゼンと再度タッグを組んだゴードンは、最初から明確な意図を持っていた。「曲を短くしたかった。とにかく速くしたかった。より研ぎ澄まされ、より確かな自信が感じられる作品になったと思う。私はいつもリズムを基に制作するタイプだけど、今作はさらにビート重視にしたかった。」

このアルバムは現在の瞬間に容赦ない視線を向けている。億万長者層がもたらす巻き添え被害、テクノロジー主導の終末的ファシズム、そしてAIによって加速される文化の均質化といったテーマを扱いながらも、「その核心は、あくまで内面的な作品であることに変わりはない。」

– JamBaseより引用

タイトル写真: Jan Bijl

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